本記事では『Webマーケティング業界に転職するメリットとデメリット』を解説します。
Webマーケティングとは、簡単にいうと「Webを活用して売上を上げる」こと。
事業の成長を左右させるとても重要な仕事です。
そんなWebマーケティングは、コロナ禍により需要が爆伸びしています。
なにかとオンライン化になったり、リモートワークが主流になったり。
インターネット(Web)は生活にも仕事にも欠かせないインフラとなっている。
そんな業界で仕事をできれば、仕事がなくて食いっぱぐれることは当分ないと言えますね。
これからWebマーケティング業界に転職することで、どのような未来が待っているのでしょうか?
本記事では、そんなWebマーケティング業界に転職するメリットとデメリット、Webマーケターになる方法まで解説していきます。
Webマーケティング業界に転職するメリットは10個ある
『仕事環境に関するメリット』と『Webマーケティングスキルを身につけるメリット』に分けて解説します。
Webマーケティング業界の仕事環境に関するメリット
Webマーケティング業界に転職することで、以下の仕事環境が手に入ります。
- 年収を上げやすい
- 上下関係が厳しくない
- 失敗に寛容な職場が多い
- 自由度の高い職場が多い
- フリーランスマーケターを目指せる
もちろん全ての職場にこのメリットが当てはまるとは言えません。
このような傾向があるのがWebマーケティング業界ということですね。
年収を上げやすい
出典:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する 実態調査結果」
Webマーケティング業界は年収を上げやすいことがメリットの一つです。
そもそもの平均年収が682万円という高水準になっており、これは平均592万円のエンジニア・プログラマーよりも高いんです。
年収を上げる方法はいくつかありますが、最も現実的なのは転職を繰り返すことです。
未経験からWebマーケティング業界に転職した場合は300万〜500万円が相場と言われていますが、実務経験ありなら上記の通り682万円くらいもらえる仕事はゴロゴロあります。
上下関係が厳しくない
Webマーケティング業界は上下関係が緩い傾向にあります。
いわゆる『上司のいうことには絶対逆らえない』みたいなことをしてたら成長できない業界ですからね。古い慣習を嫌う人が多いのも特徴的です。
飲み会に強制参加という文化はなく、仕事とプライベートの切り分けにも柔軟です。
もちろん会社によりますし、どの会社にも最低限の上下関係はありますけどね。社会人としてのマナーを軽視するようなことはしません。
失敗に寛容な職場が多い
そもそもWebマーケティングは失敗ありきな職業でもあります。
試行錯誤を繰り返し、売り上げなどの数字を上げていく。
なにをやるにしても、多少のリスクは背負いながら様々な施策を練って実行していく。
それがWebマーケティングなんです。
そんな仕事なので、ある程度の失敗には寛容な会社が多いです。
挑戦に前向きなところが多いとも言えますね。
もちろん失敗したら「なぜいけなかったのか」を考えて改善しないとですけどね。
自由度の高い職場が多い
Webマーケティング業界の職場環境は、従業員のためを考えて構築されていることが多いです。
フレックスタイム制、休憩時間自由、イヤホン自由など。酸素カプセルがあるところもありますね。
コーヒー飲み放題なども普通ですね。私は接客業の出身ですが、当時はそんなのありませんでした。小さなことですが衝撃を受けたものです。
もちろん全ての会社に当てはまることではないですが、転職求人を見ればこのような会社は腐るほどあることが分かります。
Webマーケティング業界の職場環境がいい理由は、従業員のパフォーマンスを高めるためだと思います。
既成概念に囚われず、従業員を最優先に考えることで会社の業績がよくなると分かっているのでしょう。
Netflixが成功したのは「会社のルールを無くした」ことが理由らしいですからね。
こういった情報を積極的に取り入れるのがWebマーケティング業界の職場が自由になりやすい理由です。
参考書籍:NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX
フリーランスマーケターを目指せる
Webマーケターのキャリアパスとして、フリーランスは人気です。
フリーランスマーケターの魅力は以下の通りです。
- どこでも仕事できる
- 週1〜勤務できる
- 収入が高くなる
- 仕事が無くならない
フリーランスマーケターには在宅型と常駐型がありますが、在宅でできる仕事は非常に多いです。
週1日の勤務で月収20万円なんて仕事も多いです。日給換算すると4万円。割がよすぎますね。
フリーランスだと複数社の仕事を掛け持ちできるので、週1月20万円の案件を5件獲得すれば月収100万円なんて働き方もできます。
2021年時点では、フリーランスマーケターは超穴場です。
最近フリーランスエンジニアは増えてきましたが、マーケターも実は同じくらい需要があり稼げる職業。なのに人口が少ない。見方によっては、これはチャンスでしかありません。
近年フリーランス向けのWebマーケティング案件も増えてきているので、副業として取り組める環境も整ってきています。
参考記事:Webマーケティングの副業フリーランス案件探しにおすすめの求人サイト
Webマーケティングスキルを身につけるメリット
Webマーケティングスキルを身につけることで、以下のスキルが身につきます。
- 情報発信
- 商品を売る
- 費用対効果を考える
- 文章・コピーライティング
- 論理的思考
上記のスキルはWebマーケティングに関わらず、様々な職種業界で通用するスキルです。
将来にわたって役立つスキルを獲得できることがWebマーケティング業界に転職するメリットです。
Webマーケティング業界に転職するデメリットは2つ
Webマーケティング業界に転職するデメリットはそんなにありませんが、強いていうなら2つあります。
- 常に学習し続ける必要がある
- 数字や分析に苦手意識がある人
デメリットというか、適性の問題というところになるでしょう。
常に学習し続ける必要がある
Webマーケティングはトレンドの移り変わりが激しい業界です。新しい情報を取り入れ続けないとすぐに置いていかれてしまいます。
常に学習し続けないといけないのは、好きでなければ意外と難しいもの。そういう大変さがあることは知っておきましょう。
数字や分析に苦手意識がある人
Webマーケティングは数字とにらめっこしながら改善を繰り返す仕事です。
数字を基に、サービスを伸ばすポイントを見つける分析力も必要となります。
数字や分析に苦手意識がないならこれからスキルを身につければいいですが、苦手意識があるなら長続きしない恐れもあります。
Webマーケティングは向き不向きがはっきり出る職業なので、自分の適性とよく相談してから学習しましょう。
Webマーケティング業界に将来性はある?

で、結局Webマーケティング業界は将来性あるの?
結論から言えば、Webマーケティングの将来性は非常に高いです。
なぜなら、インターネット(web)を使うのは当たり前になっているからです。
2020年以降、コロナウイルスの流行によりオンラインが注目されるようになりました。
Web上で集客したり物販したり。このような光景を見かけることも多くなってきたはずです。
この流れは今後止まることを知らない勢いで伸びるとも言われています。
オンラインで何かをするには、Webマーケターの存在は必要不可欠です。
その理由は、サービスをリリースしても誰からも認知されず使われなければ意味ないからです。
どうやって認知を広めるか、どうやってサービスを使ってもらえるようにするのか。これを解決するのがWebマーケターの仕事です。
オンライン化が進んでいる世の中だからこそ、Webマーケティング業界は例年以上に注目され需要が高まっています。
そんな将来性あるWebマーケティング業界に飛び込んで実績を溜めたら、必然的に年収が上がっていくのも当然と言えますね。
Webマーケティングを学習する方法
取得することで人生の幅が大きく広がるWebマーケティングスキル。
その学習方法については『Webマーケティング学習はスクールと独学どっちがいい?』で詳しく解説していますが、本記事でも軽く触れていきます。
Webマーケティングの学習方法は主に以下の3つです。
- 書籍で勉強する
- ブログなどでWebマーケティングを実践する
- Webマーケティングスクールで学習する
書籍での学習とブログでの実践はいわゆる『独学』ですね。これらはセットで考えてOKです。
独学の魅力は以下の通りです。
- コスパが良い
- 自分のペースで学習できる
次に紹介するWebマーケティングスクールに通うよりもコスパはいいですし、自分のやりたい時に学習できるのが独学の魅力です。
関連記事:Webマーケティングの独学におすすめの本を10冊紹介
Webマーケティングスクールに通って学習する方法もあります。
スクールの魅力は以下の通りです。
- 正しい知識を最短で学べる
- 転職で通用するスキルが身につく
Webマーケティングスクールは独学と違って『学習のロードマップ』が用意されています。
変に独学で進めるよりは効率的に学べますし、実務経験を積めるスクールもあるので転職でかなり有利に働くこともあります。
正しい知識を最短で学べる。これがWebマーケティングスクールの魅力です。
参考記事:本当におすすめのWebマーケティングスクールを徹底比較
Webマーケティング業界に転職する方法【未経験OK】
ある程度の基礎学習をした、もしくはすぐに転職したいと考えている方。
Webマーケティング業界に強い転職サイトと転職エージェントを使って転職しましょう。
2021年時点では、Webマーケティング業界は超穴場市場です。
IT転職といえばエンジニアが人気ですが、Webマーケティングはまだそこまで注目されていない印象を受けます。
世の中の需要は高まっているのに、需要に対して人材(転職希望者)が追いついていないのが2021年時点でのWebマーケティング業界です。
Webマーケティング業界に強いおすすめ転職サイトと転職エージェント
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参考記事:Webマーケティング転職におすすめの転職サイトと転職エージェント