
Webマーケティング会社に未経験から転職したい!
しかし、どうすればいいのやら…
これからWebマーケティング業界の門戸を叩く方に向けて書きました。
まず結論から言いましょう。
未経験でもWebマーケティング業界に転職できます。
未経験なら年収300〜500万円。年齢は35歳くらいまで。もちろん会社によりますが。
Webマーケティング業界は近年、注目度が高まっています。
Webマーケティングができる人材は不足しており、Webマーケターを欲しがっている会社はゴロゴロあるという話もよく聞きます。
そのため、高い年収と自由度が高い働き方を用意してくれている会社はとても多いです。未経験でも年収500万円なんて例もありますからね。
将来的にはフリーランスとして独立したり在宅ワークしたりなど、自由度が高いワークスタイルを実現できます。
年収1,000万円だって夢ではありません。というか、フリーランスならわりとゴロゴロいます。
ポジショントークで申し訳ないですが、私も月100万円稼げていた時代がありました。
(私はそんなにいらないと思って年収減らしたという変わり者ですが)
あとは、あなたがWebマーケティング業界に飛び込むかどうかです。
本記事では、そんなWebマーケティング会社に転職する方法とおすすめの転職サイト・エージェントを解説します。
Webマーケティング業界に未経験から転職できる?

未経験からWebマーケティング業界に転職できるの?
結論、未経験でも転職できます。
Webマーケティング業界は深刻な人手不足に陥っているので、未経験でもポテンシャルがあったり人柄がよければ採用する企業もあります。
未経験から転職するには資格やスキル経験が必要?

でも、資格とか経験が必要なんじゃないの?
スキルや経験重視で採用を行う企業はありますが、資格で判断する企業はそれほどないです。
経験者でも資格を持っていない人はゴロゴロいるので、資格の有無はそんなに重要ではないと言えます。
ただし、資格があることで年収が上がるケースはあります。これは私の経験談でもありますが、詳しくは後ほど書きますね。
Webマーケティング業界に未経験から転職できる理由

なんで未経験でも採用してくれるの?
近年、Webマーケティングの需要が急速に高まったからです。
新型コロナウイルスの影響で、何かとオンラインが注目されるようになりました。
オンライン施策を練るのにWebマーケターの存在は欠かせません。なぜなら、ただリリースするだけでは誰からも注目されないからです。
適切なターゲットにサービスを認知してもらい売り上げを作る。それがWebマーケティングの仕事です。
ただしWebマーケターは深刻な人手不足に陥っており、Webマーケティングに課題を抱えている企業はゴロゴロあります。
そのため、未経験でもいいから採用したいと思っている企業はとても多いのです。未経験でも年収500万円なんて例もありますからね。

年収500万円の仕事は金融系のマーケティング求人で見かけました。
もちろん未経験OK。
コロナ禍でも有効求人数5.22倍!転職者数も右肩上がりな理由
コロナ禍で転職が難しくなっている昨今でも、IT/通信(Web)業界は転職者数が増え続けていることをご存知でしょうか?
2020年12月21日、IT/Web業界の有効求人倍数は5.22倍になったと報告されました。
採用側はとても苦労していることが伺えるので、応募があるだけでもありがたいと思っている企業は山ほどあると言えるでしょう。
- 人手不足が深刻
- ニーズが高まっている
- 求人数は右肩上がり
2021年、今だからこそ転職のチャンスと言えますね。
未経験からWebマーケティング業界に転職する具体的な方法
- STEP1Webマーケティングの基礎学習をする
- STEP2Webマーケティング業界の求人を探す
Webマーケティング業界は未経験から転職しやすいとはいえ、なんの知識もない状態で転職活動をすることはおすすめしません。
その理由は、企業は即戦力となる人材を欲しているからです。
未経験からでも転職できるのは、最低限の基礎知識を持ち合わせたうえでの話。
ここを勘違いしてしまうと痛い目を見ると思うので、基礎学習はしっかりしておきましょう。
STEP1:Webマーケティングの基礎知識を学習する(SEO、広告、アクセス解析)
学習すべきことは『SEO・広告運用・アクセス解析』の3つがあります。
- SEOなら『沈黙のWebマーケティング』
- 広告なら『この1冊ですべてわかる 広告の基本』
- アクセス解析なら『わかばちゃんと学ぶGoogleアナリティクス』
これらの本を読むと、具体的にどんな仕事をするのか・どんなスキルが必要なのかが分かります。
やりたい仕事内容に合わせて、基礎知識(用語)をざっくり把握しておくようにしましょう。
※本の内容をガッツリ学習しなくてもOK。まずは「どんなスキルが必要か」を把握しましょう。
転職するだけならそこまで深い知識は必要ないですが、
「実務で通用するスキルをつけてから転職したい」
と思った方は、Webマーケティングスクールに通って学習することをおすすめします。
詳しくは『Webマーケティング学習はスクールと独学どっちがいい?』という記事で解説しています。
STEP2:転職サイトを利用してWebマーケティング転職求人を探す
転職サイト、もしくは転職エージェントに登録しましょう。
転職で失敗しないためにも、早いうちから求人を見るクセをつけておきましょう。条件がいい悪いの判断力を養うことができます。
Webマーケティング会社に就職するのにおすすめの転職サイトと転職エージェント
Webマーケティング会社に転職するには、IT/Web系に強い転職サイトを使うことをおすすめします。
現役マーケターの私がおすすめする転職サイトと転職エージェントは以下の通りです。
- マスメディアン
おすすめ
IT/Web/マスコミ業界特化の転職サイト! - Geekly
IT業界特化!ユーザー満足度と年収UP率は高水準! - GREEN
IT業界の転職求人数は最大級!スカウトを受けて転職しやすい! - dodaエージェント
おすすめ
転職者満足度No.1! リクルートエージェントおすすめ
非公開求人数No.1!
それぞれのサービスについては『Webマーケティング転職におすすめの転職サイトと転職エージェント』で詳しく解説しています。
希望とマッチするWebマーケティング会社を探す方法
「転職に失敗したくない」という気持ちは誰もが抱えるものですよね。
失敗を避けるためには、自分の希望とマッチしている会社を探し出すことが大切です。
ここでは、自分の希望とマッチするWebマーケティング会社を見つけるコツを紹介します。
転職エージェントと相談する
転職に失敗してしまう理由の一つに「なんでも自分1人で判断しようとする」ことが挙げられます。
自分のことは自分がよく分かっていると思いがちですが、客観性を見失うと自分に都合の良い情報しか集めなくなるという欠点があります。
都合の悪いことに蓋をした結果、入社後に後悔するということもありますからね。
転職活動に慣れていないと良い求人の見分けがつかず、変な会社に入ってしまうというミスは意外と多いものです。
転職エージェントは無料で利用できるので、金銭的リスクは一切ありません。
しょうもないミスを避けるためには、転職のプロである転職エージェントを頼るのが賢明です。
転職エージェント経由で仕事を決めるかは別として、相談相手として利用するのも賢い使い方です。
- マスメディアン
おすすめ
ここにしかない高年収の求人たくさん! - dodaエージェント
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転職者満足度No.1! リクルートエージェント
非公開求人数No.1!
自分の市場価値を把握する
自分の市場価値を知りたい方はミイダスを利用してみましょう。
簡単なアンケートに答えるだけで、いまの自分の適性年収を知ることができます。
自分にどれくらいの値段がつくのかを知る指標として利用してみましょう。
転職求人に応募する前に!転職を有利にする志望動機と面接質問の答え方
私はかつて採用に携わっていた経験があります。
その経験を通して強く思ったのは「会社にメリットがある人材なのか」をアピールできるかが超重要だということです。
志望動機や面接問答を自分の思うがままに語るのは、時に賢明ではないこともあるんです。
転職を有利にするためには「会社の目線に立って考える」ことが必要不可欠なのです。
転職求人に応募する前に、履歴書や職務経歴書、面接対策などの下準備はしておきましょう。
ここでは、特に質問が多い「志望動機の書き方」「面接を乗り越えるための心構え」を解説します。
志望動機の書き方
志望動機は「会社があなたに求めていること」を想像して書くことをおすすめします。
なぜなら、あなたが会社に属する価値を相手に示さないといけないからです。
「Webマーケティングに興味がある」
「Webマーケティングスキルを身につけたい」
これらはWebマーケティング未経験から転職する方の志望動機によくある例です。
一見熱意がある志望動機に見えますが、自分の気持ちしか考えられていないのが残念なところです。
もしあなたが採用側だとしたらどう思うでしょうか?
相手がWebマーケティングに興味あろうがスキルを身につけたいと思おうが、ぶっちゃけ「どうでもいい」と思いませんか?
そんなことより、自社にどんな貢献をしてくれるのか、今どんなスキルがあるのか、こういったことを知りたいと思いませんか?
ではどうしたらいいのか。例文を使って解説していきます。
Webマーケティング未経験向けの志望動機例文
以下のような例文を作りました。
◯「Webマーケティングは未経験ですが、営業・販売で培った接客経験をWebマーケティングに活かすことで、御社の業績向上に貢献できたらと思い志望いたしました。」
◯「私は営業・販売で問題解決に取り組んできました。商品の課題を見つけて改善するという点はWebマーケティングにも通ずると考えているため、業績を上げた経験を御社で活かせるのではないかと思い志望いたしました。」
ここでのポイントは2つあります。
- 「興味がある」「スキルをつけたい」という自己中心的な表現を使わない
- Webマーケティングに必要な「魅力的に見せる力」があると思わせる
繰り返しですが、自己中心的な志望動機だけを言っても面接官には響きにくいです。
今回の例だと「興味がある」「スキルをつけたい」が当てはまりますね。
もちろんこれが悪いとは言いませんが、言い方を工夫しないと「ふーん」と思われるだけのありきたりな志望動機になってしまいます。
そこで「魅力的に思ってもらえるように伝える」ことを心がけました。
面接でいうなら「雇うメリットがあると思わせる」とも言えますね。
「そもそもなぜWebマーケティングに興味があるのか」
「そもそもなぜWebマーケティングスキルをつけたいのか」
ここまで熟考すると、別の視点から物事を考えることができるので、一度試してみてください。
あとは過去の経験など具体的なエピソードを加えれば、より納得できる志望動機になるはずです。
履歴書・職務経歴書の作成に困ったら、書類作成のサポートに定評があるリクルートエージェントに相談してみるのもいいでしょう。
転職のプロの意見ほど参考になるものはないですからね。
面接で好印象な質問の答え方
まず大原則として、企業は『成果を出してくれる素直な人』を欲しています。
会社は学校ではないですからね。学習意欲が高いのはいいことですが、これから教えてもらおうという気持ちが強すぎると難色を示されます。
面接では「相手が求めている答えに合わせて発言する」のが鉄則です。
なぜなら、まずは会社に必要な人材だと思ってもらわないことには次に繋がらないからです。
スキルなしの未経験から転職するなら、せめてポテンシャルを示さないといけません。
馬鹿正直に自己都合ばかりを主張してしまうと、結局何をしてくれる人なのか伝わらず、雇うメリットがないと思われても仕方ありません。
私はかつて採用に携わった経験あるので分かりますが、自分を出しすぎると厄介がられて落とされることもあります。
究極、面接官の好みで合否が決まることも少なくないので、変に個性を出しすぎるのはリスクがでかいです。
面接では「相手が求めている答えに合わせて発言する」ことを意識しましょう。

自己主張は抑えめに。しかし、どうしても譲れないことはしっかり伝えるのがポイントです。
未経験からWebマーケティング業界に転職したい人のよくある質問
未経験からWebマーケティング転職するにあたり、よくある質問をまとめました。
- Webマーケティング業界の年収・給与はどれくらい?
- 未経験からWebマーケティング業界に転職できる年齢は?
- Webマーケティング業界の将来性は?
そもそも、Webマーケティング業界ってそんなにいいの?という疑問が残っている方はご参考ください。
Webマーケティング業界の年収・給与事情は?
Webマーケターの平均年収はいくらでしょうか?
dodaの平均年収ランキングによると、2020年時点で約516万円とのことです。
※企画/管理系という括りでのデータです。
これは全体の第2位という高水準。ちなみに1位は601万円で専門職(コンサルティングファームなど)です。
未経験からの転職でも年収・給料は比較的高め
Webマーケティング未経験の年収は300万円〜500万円ほど。
月収にしたら25万円〜35万円ほど。ボーナスがあると500万円にリーチできる計算ですね。
全ての職種の中でも比較的高めです。
未経験転職で年収を上げるコツ
未経験からいきなり年収を上げるなら、資格取得とブログ運営がおすすめです。
資格といっても難しいものではなく、早くて一週間くらいで取れる「Googleアナリティクス個人認定資格」程度の資格で十分です。
Googleアナリティクス個人認定資格とは、Googleが提供しているアクセス解析ツールの基本をマスターしたら授与される資格です。完全オンラインで受講・受験できます。
転職時に最低限の知識があることをアピールできますし、転職後に覚えることも減らせます。

「Googleアナリティクス個人認定資格」を取得したら、求人の年収よりも少し高めで転職できました。
また、ブログの運営実績があれば転職しやすくなるでしょう。
月1万PV以上あれば評価してもらえる可能性があります。
年収を上げられるかは企業によりますが、Webマーケティングど素人ではないことはアピールできるでしょう。
未経験からWebマーケティング業界に転職できる年代は?
結論、30代前半までなら未経験でも問題なし、それ以降は少し工夫が必要です。
20代、30代前半の未経験なら問題なし
Webマーケティングは「柔軟な思考」が求められる仕事です。
若年化を図っている企業も多いため、20代〜30代前半なら比較的採用確率は高いです。
30代後半、40代未経験なら少し工夫が必要
30代後半〜の転職はややハードルが上がりますが、不可能というわけではありません。40代で未経験から転職できたという事例は何度か見かけたことがありますからね。
ただし、資格やブログ運営の実績など何かしらの知識があることは必須になるでしょう。完全なる未経験という印象は与えない方が無難です。
Webマーケティング業界の将来性・キャリアパスは?
Webマーケティング業界は将来性ありすぎです。
何かとオンライン化されている時代なので、逆にWebマーケティング系のスキルが廃れるところは想像できませんね。
キャリアパスは様々ですが、ここでは3つ取り上げます。
- CMOなどの責任者になる
- 転職を繰り返して年収を上げる
- フリーランスマーケターになる
CMOなどの責任者になる
将来的に責任者の立場になりたい人におすすめのキャリアパスです。
CMOとは、Chief Marketing Officer(チーフマーケティングオフィサー)の略称。日本語で「最高マーケティング責任者」を意味します。
責任者と聞くと年齢を重ねないとなれないイメージがあるかもしれませんが、CMOは意外にも若手でもなれるチャンスがあります。24歳でCMOになったという例もありますからね。
転職を繰り返して年収を上げる
Webマーケティングは転職で年収を上げやすい業界です。
実務経験一年も積めばかなり市場価値が高まるので、よほど変な転職活動をしない限りはほぼ確実に年収を上げられます。
最初は未経験で年収低かったとしても、転職で徐々に上げられるのであまり心配ありません。長期目線で見ると他業界よりも圧倒的に将来性があります。
フリーランスマーケターになる
フリーランスマーケターは目指している人が非常に多いキャリアパスです。
週1日勤務、在宅勤務など、自由度の高い仕事ができるわりに年収が高いことが特徴です。
フリーランスマーケター向けの求人サイトはレバテックフリーランスとDYMテック
がおすすめです(詳しくは以下の記事で解説しています)。
関連記事:Webマーケティング転職におすすめの転職サイトと転職エージェント
まとめ:未経験でもWebマーケターになれる
未経験からWebマーケティング業界へ転職することは可能です。
特に2021年時点では有効求人倍率が非常に高いのでチャンス。コロナ禍でも求人数は日々増えています。
まずはWebマーケティングの基礎知識を学習し、同時に求人を見るクセをつけておきましょう。
おすすめ転職サイトと転職エージェント
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