未経験からいきなりフリーランスエンジニアは可能です。
実際、私は未経験からいきなりフリーランスエンジニアとして契約することができました。
ただし、基本的に”運ゲー”だと思ってください。
未経験の場合、スキルや熱意だけではどうにもならない要素もあります。
本記事では、未経験からいきなりフリーランスエンジニアになる方法とその厳しさについて解説していきます。
この記事を書いている人

エンジニア歴半年。Webマーケター歴2年。
約半年間のプログラミング学習を経て、いきなりフリーランスエンジニアとして契約することに成功。
現在は複数社のSEOコンサルタントを担当。
【悲報1】未経験からいきなりフリーランスエンジニアは基本的に運ゲーです
悲しい見出しとなってしまい申し訳ないですが、事実です。
(人によっては朗報に聞こえるかもしれませんが)
未経験からフリーランスエンジニアになるにはスキルや熱意だけでは足りません。
なぜなら、フリーランスエンジニアに求められるのは「実務経験」だからです。
フリーランスエンジニアに求められるものは”実務経験”
フリーランスエンジニアに求められるものは実務経験です。
スキルや熱意ではありません。実務経験です。
私も最初はスキルと熱意があれば大丈夫と思っていたのですが、いざ案件に応募したらことごとく落とされました。
どんなにすごいスキルを持っていたとしても、実務未経験ならそれだけでNGとされるのが当たり前の世界です。
フリーランス案件に応募する人のほとんどは実務経験者。
他の応募者に実務経験者がいなくても、企業からお見送りされる可能性は高いとのことです。
未経験からフリーランスエンジニアになるには”運とタイミング”が重要

実務経験が必要なら未経験からフリーランスは不可能では?
中にはスキルと熱意があれば採用してくれる求人もあります。
しかしそのような求人は極少なうえに、他の求職者もいれば競争倍率は自然と高まります。
未経験でも応募できそうな求人の特徴
- “実務経験”という表記がない
- 給料が比較的安い
どんな求人でも応募だけならできますが、選考通過率をあげるには以上の特徴を持った求人でないと厳しいかなと思います。
未経験からいきなりフリーランスエンジニアは基本的に運ゲーだと言えますね。

未経験からフリーランスエンジニアになるための攻略法はありません。
求人を探して応募を繰り返すしかないです。
【悲報2】未経験からいきなりフリーランスエンジニアはおすすめしないという意見が多い
立て続けに悲しい見出しとなってしまい本当に恐縮ですが、こちらも事実です。
私は未経験からいきなりフリーランスエンジニアとして契約を結べましたが、仕事に求められるレベルは高いように感じました。
いきなりフリーランスエンジニアになれたとしても、自分のレベルよりも遥かに上の仕事を任されたらそれはそれで自分の首を絞めると思います。

未経験からフリーランスエンジニアを目指すのは全然悪くないですが、仕事のレベルを想定してないと後々辛くなるのは自分自身です。
未経験からいきなりフリーランスエンジニアはおすすめしない派の意見
「未経験でいきなりフリーランスってなれますか?」
とたまに聞かれるけど、個人的には全くおすすめしない
スキルや固有の価値がないフリーランスは、社内にナレッジを溜め込む必要のない雑用を低賃金で押し付けられる
その時は食えるけどスキルが伸びず、5~10年後に苦労する未来しかないので
引用:https://twitter.com/kazutaka_dev/status/1107582623881150469
一年くらい前ですが、当時かなり話題になったツイートです。
このツイートをきっかけに様々な意見が飛び交いました。
2〜3年は就職して経験積んだ方がいい
フリーランスを目指すなら、やっぱり2〜3年はちゃんと就職して経験積んだ方がいいと思う。
なにか譲れない理由があるなら別だけど、正直『就職→独立組』と『独学→独立組』ではレベル感に差がありすぎる。核となるスキルでしっかり稼ぐ王道の生き方がしたいなら、一回就職した方がいいよ。引用:https://twitter.com/showheyohtaki/status/1107600727835172869
スキルをつけて独立しても将来安泰はない
これは納得です。さらにいうと、「スキルがついたら独立しても将来安泰」なんてことはないです。
なので、専門スキルに加えて、webマーケやセールスも学ぶべきだと僕は思ってます。
これらは「売上を立てる力」なので、どちらかがあれば潰しが効きやすくなると思う。引用:https://twitter.com/Keisukexlife/status/1107636527822069767
未経験からいきなりフリーランスエンジニアはおすすめする派の意見
おすすめする派の意見は少なかったですが、いくつかありましたので載せます。
仕事以外でもスキルアップできるから
未経験からのフリーランス独立に関しては、、、僕は賛成です😌
理由は簡単で「仕事以外でもスキルアップできるから」です。過去の僕もそうですが、完全雑魚なエンジニアとして独立しました。そして苦労しつつも、仕事しつつ、独学しつつ成長してきたので、わりと最短距離かなと思ってます引用:https://twitter.com/manabubannai/status/1107652922051956737
やり方次第ではフリーランスの方が入れる
僕はオススメする。
なぜなら、やり方考えりゃ逆にフリーランスの方が入れるからね。
IT業界じゃ経験年数なんて何の意味もない。
僕なんて異業種からいきなりフリーランスだぜ?引用:https://twitter.com/kazukichi3110/status/1107848123328524288
どの意見がいい悪いという話ではなく、これらの意見を聞いてあなたがどう思うかが重要です。
もしそれでも未経験からフリーランスエンジニアになりたければ続けてお読みください。
これから方法論や案件探しで意識したことなど私の経験談を踏まえてお話しますのでご参考ください。

前置きが長くなってすみませんでした。
本題に入る前に、どうしても未経験からフリーランスの大変さをお伝えしたかったので書きました。次から本題に入ります。
未経験からいきなりフリーランスエンジニアになる方法
これだけです。めちゃくちゃシンプルですね。
未経験からフリーランスエンジニアは基本的に運ゲーとはいえ、準備すべきところはしておかないと運ゲーにすら参加できません。

未経験からフリーランスエンジニアになる攻略法はありません。
基礎学習してポートフォリオを作って求人を探して応募するのを繰り返すしかないです。
未経験からいきなりフリーランスエンジニアになるためのSTEPは3つ
- プログラミングスクールで学習する
- ポートフォリオを作る
- 求人サイトから応募しまくる
STEP1:プログラミングスクールで学習する
まずはプログラミングスクールで学習しましょう。
ただでさえ実務経験が求められるフリーランスエンジニアに未経験から目指すなら、完全未経験では話になりません。
独学ではなくプログラミングスクールをおすすめする理由

やっぱ独学ではダメ?
ダメとは言いませんが、学習効率は良くないでしょう。
プログラミングスクールをおすすめする理由は以下の通りです。
- 余計な寄り道を防げる
- 学習を習慣化できる
- 疑問を解決しやすい
一言でいうと「挫折しにくい」ということですね。
カリキュラム通りに進めればいいので余計な寄り道を防げますし、学習を習慣化しやすくなります。
わからないことを聞ける人がいれば一人で悩む時間も減るので、独学よりもスピーディーに学習できます。
後ほど解説するポートフォリオ作成においても、完全独学では挫折する人が少なくありません。
フリーランスエンジニアになりたいならウェブカツがおすすめ
フリーランスエンジニアになりたいと思う理由で多いのは、稼げるからだと思います。
年収1,000万円になるためには、普通の会社員ではなくフリーランスエンジニアになるのが最も近道ということは皆さんもご存知でしょう。
「稼げるエンジニア」になりたければウェブカツがおすすめです。
ウェブカツは会社員として転職するよりも、フリーランスとして稼げるスキルを身につけられるようにカリキュラムが組まれています。
他社プログラミングスクールと比較しても学べることは多岐に渡り、まさにフリーランスエンジニアを目指す方にこそおすすめのスクールです。
【公式サイト】ウェブカツ

STEP2:ポートフォリオを作る
ポートフォリオは求人応募する際に強力な武器になるので作ることをおすすめします。
特に未経験からフリーランスエンジニアを目指すのであれば必須と言っても過言ではないでしょう。
ポートフォリオを作る目的
自分のスキルレベルを証明するため
企業は応募者のスキルがどの程度あるのか気にしています。


- レスポンシブコーディングができます!
- ReactとLaravelを触れます!
- やる気あります!
などと口だけで言われても納得できないのが面接官の本音です。


(いやいや、やる気あるならポートフォリオくらい作れよ…)
こう思われてもしょうがないですよね。
ポートフォリオを作る時の注意点
- オリジナルなものを作る
- ユーザビリティを意識する
- 一つ一つの機能に意図を持たせる
オリジナルなものを作る
ポートフォリオはテンプレートを使わずに、一からコードを書いてオリジナルなものにしましょう。
「どのように作りましたか?」と面談で聞かれることもあるので、「テンプレートを加工しました」では高確率で見くびられてしまいます。
ユーザビリティを意識する
ユーザビリティとは、ユーザーが使いやすい・見やすいデザインという意味です。
仕事だと自己満足で開発を進めることはないので、他者目線で作れることをアピールできたら一枚上手のポートフォリオになるでしょう。
一つ一つの機能に意図を持たせる
機能を追加する際は「なぜその機能が必要なのか」を考えることが大切です。
なぜなら、なんでも詰め込もうとすると逆にユーザビリティを悪くしてしまうからです。
ボタン一つ設置するにしても「適切な設置場所はどこか」「何色がいいか」「そもそも必要なのか」などに考えを巡らせましょう。
いきなり完璧を目指すのは難しいかもしれませんが、これからは自主制作ではなく『仕事』として関わるようになることを忘れないようにしましょう。


ちなみにウェブカツだと一つのWEBサービスを作るというカリキュラムがあるので、効率よくポートフォリオを作成できます。
STEP3:求人サイトから応募しまくる
プログラミングスクールで一通り学習し、ポートフォリオができたらあとは求人サイトから応募しまくればOKです。
とはいえ、どんな求人にも片っ端から応募というのは賢くないと思います。
- 実務経験●年以上
- 給料が比較的高い
これらが条件の求人は経験上、選考通過率はめっちゃ低いです。
仮に通ったとしてもレベルが高い現場の確率が高く、それでは就業してからが苦痛になるでしょう。
実務未経験でも応募はできるけど、ほかに実務経験者から応募があったら速攻で弾かれるとのことです。


未経験でも採用してくれそうな雰囲気がある求人には積極的に応募しましょう。
未経験からいきなりフリーランスエンジニアになるときに使ったおすすめ求人サイト
フリーランスエンジニアおすすめ求人サイト
未経験の私でもお仕事をいただけたのは
レバテックフリーランス


フリーランスエンジニア向け求人サイトの中では大手で最もおすすめです。
未経験でも非公開案件を紹介してもらえたうえに、企業との顔合わせ(面談)を組んでもらえるくらいには案件も豊富です。
ただし、完全未経験は難しいでしょう。私は1人でなんとかWEBサービスを開発できる自走力を認めていただいて案件を紹介してもらえたのだと思います。


案件特徴の「実務経験が浅い方OK」にチェックを入れると未経験でも応募できそうな求人を見つけやすくなります。
未経験の方でも登録しておいて損はないです。


私は1社と面談させていただきました。
スキルに自信がなくても、勉強してきたことをちゃんと伝えれば評価してもらえることもあります。
【公式サイト】
Workship


Workshipは個人的に最もおすすめのフリーランス向け求人サイトです。
なぜなら、企業と直接コンタクトを取れるからです。
※厳密にはマッチングが成立した場合、企業と直接やりとりできるようになります。
通常フリーランス案件はエージェントを仲介する場合が多いですが、Workshipにはその常識がありません。
未経験からのフリーランスエンジニアを目指すなら、選考を一つカットできるのはとても魅力的です。


私は3社と面談させていただき、そのうち1社とフリーランス契約できました。ちなみに、超大手のH社からもオファーいただけました。
【公式サイト】Workship
未経験からいきなりフリーランスエンジニアになるために意識したこと
- 給料は気にしない
- 職務経歴書にスキルレベルを細かく書く
- プログラミング以外で貢献できることをアピールする
給料は気にしない


は?給料を意識しちゃダメなん…?
フリーランスエンジニアは給料がいいと言われますが、簡単な仕事なら給料は高くならないのが普通です。
特に未経験からいきなりレベルの高い仕事は勤まりませんし、そもそも任せてもらえません。
『いきなりフリーランス = いきなり高給』になれるわけではないと思って求人を探しましょう。


フリーランスに限らず、正社員や派遣などでも同じことが言えますね。
職務経歴書にスキルレベルを細かく書く
職務経歴書は経験してきた職務を書くものですが、私は「プログラミングができます」と無理やりねじ込みました。
もちろん実務経験はないのですが、保有スキルの欄を作ってそこに書いたのです。
- HTML,CSS:レスポンシブデザイン、Sassを使った開発ができます。
- JavaScript:jQueryを使用して要素の追加/削除/変更/表示などできます。ajaxを使った開発も可能です。
- PHP:簡単なWEBサービス開発(ログイン/会員登録/会員情報編集/コンテンツ投稿機能などの実装)ができます。
- その他:MySQL,Git,gulpを使えます。
上記のように、とにかくできることを全て記載しましたね。
あとは別途ポートフォリオサイトを提出し、そこにも制作物やできることを書いてアピールしました。


未経験の場合はスキルと熱意に加え、表現力が大事ですね。
表現力とは、自分のスキルレベルと熱意を賢く伝える力のことです。
プログラミング以外で貢献できることをアピールする
スキルを伝えても「実務未経験」だったら落とされてしまうのが普通です。
そんなときは「プログラミング以外で貢献できること」をアピールするといいでしょう。
とはいえ職務内容とかけ離れすぎたこと(車を運転できるなど)を言ってもしょうがないので、できるだけ近いことを言えるといいですね。


私の場合はブログ運用経験やライターの活動経験があったので、マーケティング面で貢献できますとアピールしました。
未経験からいきなりフリーランスエンジニアになることはできる
未経験からいきなりフリーランスエンジニアは可能です。
ただし基本的に”運ゲー“だと思ってください。
未経験からのフリーランスエンジニアは狭き門です。
しかし、私自身いきなりフリーランスエンジニア契約できたので不可能ではないと断言できます。
果敢に応募を繰り返せば、いつかあなたとお話したいと言ってくれる企業と出逢えるはずです。


今から応募できそうな求人を見極める眼を養っておきましょう。
私は学習しながら空き時間に求人を見て「こんな企業に応募したいな」という気持ちをモチベーションにしてきました。
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